築年数が古くても人気物件になれる! 空室対策リフォームのポイントを紹介

皆さん、こんにちは。市川市や船橋市、墨田区、葛飾区、江戸川区を中心にビルやマンション、アパートの原状回復工事やメンテナンスを手がける「中央コミュニティー」です。


賃貸物件のオーナー様にとって最も頭の痛い問題といえば、やはり物件の空室です。部屋はできる限り埋めておくのが理想ですが、築年数の古い物件だと、うまくいかず空室が増えるばかり……ということもあるでしょう。しかし、たとえ築年数が古い物件でも、工夫次第で人気物件にすることは可能です。ここでは、古い物件の空室対策のポイントをご紹介します。




■空室対策はターゲットの見直しから



物件の築年数に関わらず、空室対策ではターゲットの見直しが重要です。それまでとは違う層の人にアプローチすれば、たとえ築年数が古くても新たな入居者を獲得できる可能性があります。場合によっては、完全に特定の層をターゲットにした物件に切り替えることも可能でしょう。では、どうすれば適切なターゲットを見極められるのでしょうか?


まずやっておきたいのは、物件の周辺環境の再確認です。たとえば、周辺に小中学校などの教育施設が多く、家族で遊びに行くのに適した緑豊かな公園もある場合、ファミリー層に人気の高い土地と考えられます。つまり、ファミリー層をメインターゲットにしてリフォームや宣伝を行えば、空室が埋まる確率が高いわけです。


また、専門学校や大学、学生寮などがある地域なら、学生の獲得が見込めます。飲食店やショッピング向けのお店が充実している地域なら若い人に人気がありますし、近くに社員寮があるなら「寮じゃなくてマンションに住みたい」という人がいるかもしれません。こういった入居者の多くは単身者のため、獲得を狙うなら単身者向けの物件にする必要があります。


重要なのは、「物件の新築当初とは周辺環境が変わっている可能性がある」ということです。20年~30年も経てば、街の様子が別物になっていることも珍しくありません。一度認識をリセットして、街の姿を見つめ直すといいでしょう。




■必要に応じてリフォームや設備の入れ換えを!



物件の内外装をリフォームしたり設備を入れ替えたりするのも、有効な空室対策の1つです。特に築年数が古い物件の場合、「外観や共用部に清潔感がない」「設備が古くて使い勝手が悪い」といった理由で選ばれなくなっているケースが非常によく見られます。ここを改善すれば、新しい建物に負けない物件に生まれ変わるでしょう。


たとえば共用部分では、照明を明るくしたりオートロックを取り入れたりすると、安全性が高まって女性やファミリー層に選ばれやすくなります。清潔感に問題があるなら管理会社に相談し、掃除の体制を強化して常に清潔な状態を保つといいでしょう。もちろん、汚れや劣化が目立つ箇所はリフォームする必要があります。


また、部屋の内部は時代に合わせた設備や間取りにすることが重要です。和式トイレを洋式にするのはもはや必須。ファミリー向けの物件であれば、今主流のLDKにするのがおすすめです。キッチンや浴室なども、清潔感がありバリアフリーにも配慮した、使いやすいものにするといいでしょう。


そして、コロナ禍で要注目なのが在宅勤務への対応です。リモートワーク用のスペースを作ったりネット回線を強化したりすると、多くの方が喜んでくれるでしょう。特にネット回線の通信速度が速いマンションは人気が高く、コロナ禍とは無関係に大きな強みとなります。ターゲットも意識しつつ、今の時代の住宅に求められる性能をリサーチしてみてください。



中央コミュニティーでは、市川市を拠点に周辺地域や首都圏で原状回復工事、リフォームを手掛けております。安定した賃貸経営に必要な工事から施工後のメンテナンスまで、一括で対応できるのが強みです。入居者に喜ばれる物件を作って空室を埋めたいオーナー様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。